人とつながりたいけど、その方法がわからない?
LINEやメール、インターネットが社会基盤になりつつあります。調べたいときは検索すればわかり、病気の症状も見当がつきます。
便利になりました。
一昔もふた昔も前、地方でもあり、調べものは図書館やそのことに詳しい人を頼って調べていました。時間もかかる、労力もかかりました。
仕事ならもっと早く仕事したい、次のことにとりかかれるのにとずっと思っていました。
だからインターネットが普及し使えるようになると感動でした。
使えるようになりしばらくするとそれが当たり前になっています。便利さになれたんでしょうか。
一通り普及したインターネット。
便利になる一方で、私世代が苦労したことがない人が増えています。
人と会って聞いたり、頼んだり、調べていくという経験がほぼないと聞きます。
その弊害が組織の中で顕著にでています。
つまり「人間関係」
人間関係がうまく構築できないようです。なぜかというと、人に頼むということや聞いて調べていく中で、相手の表情や言動、心理を察するという経験が少ないことが原因のようです。
相手が何を考えているのか、そのときにどう対処していいかわからないというのです。
いろんなお願い、調べる、聞くという中には、相手の状況や言葉、表情、しぐさなどからある程度人間関係の駆け引きを知るものですが、それが欠如しているからといえます。
学校で、家庭でもみんな、テレビ、スマホで横むいたり、スマホで下向いていたり家族の会話も少なくなっているようです。
社会はどんなに文明が発達しても、言語、会話を通じて成り立つもの。
メールでさえ、相手の心を察する技術が必要です。
白、黒つけるパソコン。グレー部分もあっていいんだよということはパソコンは教えてくれません。
それが人間関係です。
いろんな付き合いの経験、地域のつながり、職場のつながり、学校のつながりでは人の心を知る出来事が沢山あります。
学校の勉強でさえ、先生はなにを教えようとしているのか察することも、心を知る機会です。
親が、周囲がそういったことを教えていくならば、自然と成績もよくなるだろうし、仕事も伸び、給料も伸びるはずです。
テクニックだけではよい方向にいきません。
少しの時間、スマホから離れてみることも人間らしい心へと修正していくためには大切かもしれませんね。